CAVITY CARE
むし歯の治療
拡大視野で細部を確認し、修復物の精度にも配慮します。
歯の痛みや詰め物が気になる方へ
歯が痛い、しみる、詰め物や被せ物が気になる場合はご相談ください。診察でお口の状態を確認し、治療についてご説明します。

しみる原因は、むし歯だけとは限りません
歯と歯ぐきの境目付近がくさび状にすり減ったり、くぼんだりする状態を「くさび状欠損」といいます。歯の内部の象牙質が露出すると、冷たいものや歯ブラシの刺激でしみることがあります。

AIで作成した説明用イラストです。実際の症例・装置の写真ではありません。
原因を確認し、症状に合わせて対応します
強すぎるブラッシングや酸による歯の表面の変化など、複数の要因が関わると考えられています。歯ぎしり・食いしばりの有無も確認しますが、くぼみの形だけで原因を決めつけることはできません。
欠損の大きさやしみる程度に応じ、歯磨き方法・生活習慣の見直し、知覚過敏への処置、樹脂でくぼみを補う修復などを検討します。痛みが続く場合は、むし歯や歯のひびなど、ほかの原因も確認します。
ナイトガードで歯や修復物を保護する
ナイトガードは、主に就寝中に装着するマウスピース型の装置です。歯ぎしりや食いしばりによる負担が疑われる場合に、お口の状態を確認して使用を検討します。
使用するメリット
- 歯同士の直接のこすれ合いを防ぐ
上下の歯の間に装置を介在させ、歯のすり減りや損傷を抑えることを目指します。 - 詰め物・被せ物への負担に配慮する
噛み合わせを調整した装置で力のかかり方を管理し、歯や修復物を保護します。 - 装置の摩耗を定期的に確認できる
すり減りや破損、適合を確認し、必要な調整や交換につなげます。
ナイトガードは歯ぎしりそのものを必ず止める装置ではなく、くさび状欠損を元に戻すものでもありません。しみる症状が必ず改善するわけではないため、原因に応じたケアや治療と組み合わせます。
装着後も定期的な確認を
使用時間や洗浄・保管方法は、装置に合わせてご案内します。痛みや噛み合わせの変化が出た場合は使用を中断してご相談ください。定期受診時には装置をお持ちください。
歯ぎしり・食いしばりについて →拡大視野で、治療の精度を大切に
当クリニックでは、明るいヘッドライトと高性能ルーペを使用し、むし歯を拡大して見ながら治療を行っています。肉眼では見えにくい歯の細かな部分や、詰め物との境目まで確認することを大切にしています。
定期的に検診を受けている方でも、むし歯や詰め物の不適合などが見つかる場合があります。痛みやしみる感じ、引っかかりなど、気になる変化があればお伝えください。

詰め物・被せ物を長く使っていただくために
詰め物や被せ物を長く使うためには、治療時の精度に加え、噛む力への配慮と、治療後のケアが重要です。当クリニックでは、次の6つのポイントを大切にしています。

下段:噛む力への配慮・ご自宅でのケア・定期チェック
AIで作成した説明用イラストです。実際の症例写真ではありません。画像を押すと拡大できます。
- 1.歯に合った適合精度
- 歯と詰め物・被せ物の境目や、隣の歯との接触などを確認し、できるだけ精度のよい修復を目指します。
- 2.修復する部分に適した材料と強度
- 修復する範囲や部位、残っている歯の状態、噛み合わせなどを考慮して材料を検討します。見た目だけでなく、その部分に必要な強度や材料の特性も大切です。
- 3.材料に応じた接着操作
- 接着面の処理や、唾液などが付着しにくい環境づくりに配慮します。当院では吸引器具を用い、治療内容に応じてラバーダムというゴムシートで歯を周囲から隔離して処置することもあります。
- 4.過度な噛む力がかからないこと
- 詰め物や被せ物の一部に強い力が集中しないよう、噛み合わせを確認します。歯ぎしりや食いしばりが気になる場合もお知らせください。
- 5.補助的清掃用具を用いた毎日のケア
- 歯ブラシに加え、フロスや歯間ブラシなどを用いて、歯と歯の間や修復物の周囲を清掃しましょう。お口の状態に合った用具や使い方をご案内します。
- 6.定期的なチェック
- 痛みがなくても、詰め物・被せ物の状態、歯ぐき、噛み合わせ、清掃状態を定期的に確認することが大切です。しみる、引っかかる、欠けたなどの変化は早めにご相談ください。
治療時の工夫と、日々のケア・定期的な確認を組み合わせて、詰め物や被せ物を長く使えるよう取り組みます。
定期的なケアについて →詰め物・被せ物が取れた時は →
歯の根の治療が必要な場合
むし歯が進行すると、歯の根の中を治療する根管治療が必要になることがあります。根管治療は複数回、治療回数を要します。
歯の中に唾液が入り込むことは、治療後の経過に影響する場合があります。根の治療でも、唾液の侵入を抑えることに配慮しながら処置を進めます。

AIで作成した説明用イラストです。治療の流れを簡略化して示しており、実際の症例写真ではありません。画像を押すと拡大できます。
受診から治療まで
- 気になる症状を伺い、診察・必要な検査を行います。
- お口の状態と治療についてご説明します。
- 治療時間が確保できない場合、中途半端な治療になりますので、応急処置のみを行う場合があります。
以前に根の治療をした歯が痛む場合
根管治療を終えた歯でも、根の周囲の炎症などにより再治療が必要になることがあります。レントゲンなどで原因を確認し、根管の再治療やほかの方法を検討します。
奥歯の処置で吐き気が出やすい、口を開け続けるのが難しい場合などは、受診時にお伝えください。処置の進め方を相談します。
